サーバ/ワークステーションなど高コストで、高容量な電源において、高効率を実現することは難しくありません。高価な材料と回路を使用することにより、高い効率を達成できます。しかしオフィスや個人レベルの消費電力が小さいPC電源の効率を向上させることは、非常に難しい挑戦になります。
またサーバ/ワークステーションは、消費電力が大きく、稼働時間も長いことから、明らかな消費電力の削減、電気料金の減少を見ることができます。そのため、伴うコストも考慮され、社会的にも理解が得られています。一方、個人やオフィスのPCでは、消費電力も少なく、また稼働時間も短いことから(※サーバ/ワークステーションと比較すると)、消費者も利用しているPCに関して、省エネに対する関心が少ない現状です。省エネよりコストが重視され、多くの個人やオフィスのPCに効率の低い電源が搭載されています。
全世界のオフィスや個人のPCの数量は、サーバー/ワークステーションの数千倍にもなります。もし仮に1台につき、たった10Wの電力を削減できるならば、全世界のPCの数量を考慮すると、巨大な数字になることは間違いありません。分かりやすい例を上げて説明すると、高いエネルギーを使用するロケットの効率を向上させるよりも、台数の多い一般的な乗用車の効率を向上させたほうが、より高いエネルギー削減効果を得られるということです。これは非常に有効な、省エネ対策となるはずです。
強調したいポイントとして、ENERMAX電源は385W〜600Wの電源において、すでに高い効率性能を実現していることです。電気機器の省電力化プログラムである80PLUSも取得しています。近日発売予定のPRO82+とMODU82+では、115V環境で82-85%、230V環境で84-88%という、従来よりさらに高い効率性能を実現しています。
たった数パーセントの効率向上は、革新的には見えないかもしれません。しかし長期的に多くのPCで使用されることにより、さらに大きな電力削減効果を生み出します。ENERMAXは、オフィスや個人レベルの多くのパソコン利用者様へ、高効率な電源を提供することにより、消費電力と費用の削減を目指しています。結果的に、二酸化炭素の削減にも繋がると考えています。
下の表は異なる効率レベルの変化について説明します。
| 115VAC 環境 |
| オフィス PC |
平均DC 消費(W) |
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*1
|
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 385W |
150 |
84.0% |
178.6 |
39.3 |
471 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 385W |
150 |
81.0% |
185.2 |
40.7 |
489 |
+17 |
+11 |
| non 80PLUS 385W |
150 |
75.0% |
200.0 |
44.0 |
528 |
+57 |
+35 |
| 115VAC 環境 |
| ゲーミングPC |
平均DC 消費 (W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*3 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 525W |
300 |
85.0% |
352.9 |
52.9 |
635 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 525W |
300 |
82.5% |
363.6 |
54.5 |
655 |
+19 |
+12 |
non 80PLUS
525W |
300 |
78.0% |
384.6 |
57.7 |
692 |
+57 |
+35 |
| 115VAC 環境 |
| サーバー/ワークステーション |
平均DC 消費 (W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*4 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 625W |
500 |
84.0% |
595.2 |
428.6 |
5143 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 625W |
500 |
81.0% |
617.3 |
444.4 |
5333 |
+190 |
+118 |
| non 80PLUS 625W |
500 |
78.0% |
641.0 |
461.5 |
5538 |
+396 |
+245 |
| 230VAC 環境 |
| オフィス PC |
平均DC 消費(W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*1 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 385W |
150 |
85.5% |
175.4 |
38.6 |
463 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 385W |
150 |
82.5% |
181.8 |
40.0 |
480 |
+17 |
+10 |
| non 80PLUS 385W |
150 |
76.0% |
197.4 |
43.4 |
521 |
+58 |
+36 |
| 230VAC 環境 |
| ゲーミングPC |
平均DC 消費 (W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*3 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 525W |
300 |
88.0% |
340.9 |
51.1 |
614 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 525W |
300 |
84.0% |
357.1 |
53.6 |
643 |
+29 |
+18 |
non 80PLUS
525W |
300 |
80.0% |
375.0 |
56.3 |
675 |
+61 |
+38 |
| 230VAC 環境 |
| サーバー/ワークステーション |
平均DC 消費 (W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*4 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ 625W |
500 |
87.0% |
574.7 |
413.8 |
4966 |
0 |
0 |
| 80 PLUS 625W |
500 |
83.0% |
602.4 |
433.7 |
5205 |
+239 |
+148 |
| non 80PLUS 625W |
500 |
79.0% |
632.9 |
455.7 |
5468 |
+503 |
+312 |
*1: 見積りは1日10時間、月22日間の駆動時間に基づいています。
*2: 1 KWh の浪費は0.62kgの二酸化炭素排出を発生させます。
*3: 見積りは1日5時間、月30日間の駆動時間に基づいています。
*4: 見積りは1日24時間、月30日間の駆動時間に基づいています。
上記の表が示すように、80PLUS対応の電源、もしくは新しいPRO82+/MODU82+電源を利用していただければ、年間で数十キログラムから、数百キログラムの二酸化炭素の放出を抑えることができます。
さらにシャットダウン時の電力消費も重要なポイントです。多くの電源は、5Vsbの効率が20%と低く、改善もされていません。ENERMAXは、5年前より5Vsbの効率を50%に改善しています。ENERMAXは、PCのスタンバイ(電源オフ時)だけで、年間10Kwhの電力を節約することができます。個人レベルの環境では、PCのスタンバイ(電源オフ時)による節電はわずかですが、大きな企業などの数百のPCシステムでは、大きな消費電力の削減を実現できます。
| 230VAC 環境 |
| スタンドバイ |
S3/S4 モード消DC (W)
|
電源効率
|
消費 AC (W)
|
月 KWh*4 |
年 KWh
|
KWh 消費比較
|
CO2 放出比較(kg) *2 |
| PRO82+ |
1 |
50% |
2 |
0.8 |
10 |
0 |
0 |
| Others |
1 |
20% |
4 |
1.7 |
20 |
10 |
6 |
*5: 見積りは1日24時間、月30日間の駆動時間に基づいています。
|